ウデゲ人の郷

国立公園「ウデゲの物語」

ウデゲのシャーマンのドラムの音を聞いたことはありますか? ダリネクツカヤ考古学的文化とはどういうものかご存知ですか? 自然の中で、オオジカまたはシラカバの上に登ったツキノワグマを見たことはありますか?

ここは、謎に満ちた密林です。森の中でトラの足跡を発見したり、砂嘴に立っている巨大なオオジカを偶然目にしたりすること、水の澄んだアルムー川で銀色のカワヒメマスを釣ること、森の山小屋で目覚め、朝の露で顔を洗うこと、これらはここならではの楽しみです。自然との触れ合いは国立公園「ウデゲの物語」の魅力です。ウデゲ人というのは、ナナイ人、オロチ人等と同じく、19世紀にロシア人と中国人が沿海地方にやってくる前にここに住んでいた原住民です。有名な探検家アルセーニエフの最後の著書のタイトルは『ウデゲの郷』といい、著者自身にとって最も大事な作品と捉えられていました。著書は結局完成しませんでしたが、ウデゲの郷は今でも存在しています。2007年に設立された「ウデゲの物語」国立公園の目的は、現地の自然だけではなく、沿海地方の原住民の伝統的な文化を保護し、エコツーリズムを発展させることです。研究者は、この国立公園(総面積9万ヘクタール)を、シホテアリニ自然保護区と沿海地方の北部のクラスノアルメーイスキー地区にあるビキン川の谷とを結ぶエコロジー・ルートと呼んでいます。

ヒグマとツキノワグマ、トラやドールまでもが棲息しているボリシャヤ・ウスールカ川(昔はイマンと呼ばれた)の流域、シホテアリニ中央部のタイガは人間の影響を受けていない原始林です。最も近い集落はダーリニー・クット村、オストロブノーイ村(昔の名前サンチヒョザ)、デルス(昔の名前はラウリュー。アルセーニエフの著書の主人公にちなんで名前が変わった)です。ここに、イマン川のウデゲ人が住んでいて、ウデゲの霊地の一つである「オロチョンの神の里」もあります。

「ウデゲの物語」国立公園の中には、自然保護ゾーン、特別保護ゾーンとレクリエーション・ゾーンの他に、国立公園の事務所に届けを出せば、魚釣りとベリー、キノコ等の採集が可能となっている自然利用ゾーンもあります。このゾーンには、タイガとアルム川のラフティング等に魅了された観光客用のエコ道ができています。入る前に、ローシノ村(ウラジオストク~ハバロフスク自動車道からダリネレチェンスクでノヴォポクローフカ方面へ曲がる)にある「ウデゲの物語」の事務所で登録が必要です。また、伝統的自然利用ゾーンは、狩猟や魚釣りをし、薪を集めて生活しているウデゲ人専用の区域です。「ウデゲの物語」というのは、沿海地方のタイガの心で、真実に基づいた物語です。

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