植物園

モクレンが咲いているところ

ゆっくりとリラックスしたいとき、植物園に行きます。ウラジオストク市内からわずか15キロですが、そこは、静かで穏やか、花の香りに溢れた植物の郷となっています。総面積は20ヘクタールで、ロシア科学アカデミー極東支部の研究者が1949年から栽培してきた珍しい植物が2ヘクタールを占めています。このようにして、20品種にも及ぶロシアで最も大きなモクレンのコレクションができたのです。このコレクションは自然の中でモクレンが育つソチよりも品種が多いのです。モクレンの隣には、氷河時代を乗り越えた残存植物のイチョウが高くそびえています。

最近、スイレンの池とあずまや(東屋)のある「東洋庭園」も造られました。2016年に初めて日本の桜が花をつけるのを楽しみにしています。5月は、種々の花がここかしこと咲き乱れ、植物園の最も鮮やかで魅力の感じられる時季です。白、黄色、ピンクのモクレンが咲き、庭園が花の甘い香りに包まれています。

赤と紫のツツジ、花の大きさで倒れそうなボタン、清楚なアヤメ、優雅なユリ、情熱の象徴であるバラの花が満開。この植物園では、800種以上の植物が栽培され、そのうち、希少種と絶滅危惧種が120種含まれています。植物園の色彩と雰囲気はまさに千変万化。3月から気温が零下になる11月初めまで代わる代わるに様々な花が咲きます。冬が始まったら、春の初花のフクジュソウが芽を出すまで冬眠のような状態になりますが、冬でも、雪に包まれた森を散歩したり、リスまたはちょっとお腹が空いて起きてしまったシマリスに餌をあげたりする来園者もいます。野外でバキュームフラスクに入った熱い紅茶を飲んでから、1年中熱帯の花が咲いている温室に入るとまた新たな楽しみに出会えます。

植物園に一度足を踏み入れたら、必ず沿海地方の自然の豊かさを認識して、その魅力を感じるようになります。例えば、もみじの種類は、なんと7種もあり、ヨーロッパロシアと比べても全く引けを取りません。そして、ポピーは「赤いポピー」ではなく「白いポピー」で、白樺は「白い白樺」ではなく「灰色の白樺」なのです。なんと変わった世界でしょう! 灰色の白樺というのは、沿海地方の南部にしかなく、絶滅危惧種としてレッドデータブックに記載されたオノオレカンバのことです。通称は「鉄の木」です。水には浮きますが、銃で撃たれても穴が開かないほど丈夫なことからこのような名がつけられた、ユニークな木です。

そして、イチイという木も、いつもここを訪れる人の関心を惹きます。イチイというのは珍しい有毒な植物です。沿海地方のペトローフ島は、このイチイの林が残った世界で唯一の場所です。植物園では、朝鮮ニンジンと同種のウコギ、タラノキ、ハリギリも見られます。しかし、「金の根」と呼ばれる朝鮮ニンジン自体はウスリータイガの奥に姿を隠しています。

アクセス

M-60自動車道 バス停「植物園」下車.
路線バス№:24D、28D、45、102–108、110T、111、112、114T、6D、83T

Makovskogo ulitsa, 142
+7 (423) 272-64-19
botsad.ru

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