夏の魚釣り

ウラジオストク市とその周辺

冬の魚釣りと比べると、夏の魚釣りをする人はわりと少ないです。なぜかというと、冬は海が凍結するので、氷上に歩いて出れば魚が釣れるのですが、夏は何かしらの、または水中ハンティングの道具が必要になります。しかし、それでも様々な魚釣りをしている人が少なくありません。3月から5月まで、ピョートル大帝湾ではニシンの産卵期です。法律では、産卵期中は漁猟禁止となっていますが、市場に行くと、卵や白子付きの脂がのったニシンを売っている売店を見かけたりします。海の氷が解けると、産卵のために綏芬河(ラゾドーリナヤ川)にのぼるキュウリウオを釣ったりもします。スタルク海峡とルースキー島の入り江ではクロカレイとスケソウダラが釣れます。5月には、産卵に向かっているラッドとチカが捕れるシーズンが始まります。特にチカは沿岸の近くに大量に集まるので、法律違反になりますが、そのまますくい網で捕ってしまう人が多いです。沿岸近くのチカはサクラマスが好む餌になります。サクラマスは、舟からリールで釣ってみるのもいいですが、たまにしか捕れません。5月末に、産卵期が終わったチカが河川から海に戻ります。サケ・マスと違って、チカは産卵期の後も元気なので、ミミズ等の虫を餌にして釣ります。

夏に、海水が温かくなると、南から来たボラがアムール湾に入り、水面から跳ね上がっている姿をよく見かけます。鏡のような大凪の海の水面から跳ね上がりザブンと落ちるボラの様子は信じられないほどきれいな風景です。ボラは大変慎重な魚なので、釣り竿や水中銃ではなかなか捕れません。沿海地方のタヴリチャンカ村では、地元の人はボラを浅瀬で囲み網に追い込みます。毎年ではありませんが、たまに大きなコマイ、ラッドまたはニシンの群れもアムール湾に入ったりします。そのような時、アムール湾は、釣り竿を外にぶら下げたボート、モーターボート、ヨット等の小型船だらけになります。また、海岸も岸壁も釣りに興じる人でいっぱいです。

イカ釣り

8月になると、アムール湾で捕れる魚はほとんどいなくなります。多くの魚は、水が冷たくて酸素の豊富な深いところへ逃げてしまうのです。一方、この時季はイカ釣りに最適です。イカ釣りをするのは夜中で、海岸から離れたところです。昔は、ステンレスでできた光沢のあるスプーンのような単純な道具が使われていましたが、現在は、釣り道具の専門店がイカ釣り専用の道具を次々と売り出しています。小型船から釣ったり、たまにイカの群れを発見するためにソナーも使います。イカ釣りというのは、基本的には魚釣りよりも簡単ですが、いい場所と適切な深さの選択・判断、海流と深さに合わせたイカにも好まれる籠、ルアーのサイズ・色・形等、実際にやってみなければわからない独特なニュアンスやコツがたくさんあります。

イカ釣りのちょっと危ない方法は、停泊地に係留されている船の近くに止まって、その船の照明の光を利用することです。小さな魚は光に引き寄せられ、イカはその小さな魚を追いかけてやってきます。ウラジオストク市民にとって、イカ釣りというのは、家族全員で、または会社の仲間同士で集まってやる、人気レジャーの一つです。イカが捕れたら、グリルにしたり炒めたり、またはサラダ、詰め物、燻製にしたり、干物にしたりして、色々なおいしい料理ができます。

水中ハンティング

水中ハンティングは、ウラジオストク市民に普通の魚釣りにも劣らず好まれています。しかし、水中ハンティングはある程度元気な健康と適切な道具が必要です。そして、時季は、だいたい6月から10月までと限られていますが、氷さえ解ければ潜るという人もいます。ウラジオストク周辺の水中ハンティングの主な対象は、レノック(シベリアのマスの一種)、アイナメ、ハタ、メバルです。そして、みんなの夢の魚はブリです。15キロの大きさに達するブリが、南から来てピョートル大帝湾に入って来たりします。

魚の他に、水中ハンティングの対象になるのはタコ、ホタテ、カキとムール貝、ウニ等です。ナマコも捕ったりする人がいますが、実際は法律違反ですので、罰金を取られたり、刑事事件として処理されるなどリスクが高いです。

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