オゴニョックは、オープンな環境、自然食品とオーガニック食品の使用等レストラン業界の最新の流行を取り入れた店です。地元の野菜と季節のものを中心にしたシェフのメニュー、すっきりしたおしゃれなデザイン、のんびりした雰囲気の組み合わせは多くの人に好まれています。レストランは、Astoriaホテルにありますが、独特な雰囲気があり、ホテルのレストランを超えたレベルだと言ってもいいぐらいです。現在ファッションとなっているロフト式インテリアデザインは、地元のデザイナーによるものです。
店の中心になるのはシェフのエフゲーニー・ベレズニュックがお客さんの目の前で調理しているオープンキッチンです。シェフは、レストランのコンセプトに従って、沿海地方で取れた材料しか使いません。
エフゲーニーさんは、極東地域の料理を紹介するわかりやすいメニューを開発しました。観光客にとって一番エキゾチックな料理になるのはキンコのスコブリャーンカ(シチューの一種)でしょう。シェフは、タラバガニのラザーニャや、イクラとオヒョウ入りイカ墨ラビオリ等、有名な多国籍料理の地元バージョンも提供しています。
調理方法は、中華なべと炭式高温オーブンJosperが使われています。Josperで調理した料理は、ちょっとした煙の香りがあり、非常にジューシーです。Josperで焼くものは、イカ、シカ肉、ウシエビ等があり、特にお勧めの料理はシェフの子牛のヒレーステーキです。