夢が叶う

極東連邦大学のキャンパス

ウラジオストク旧市街は19世紀終末のイメージを思い起こさせる一方、新進気鋭の極東連邦大学キャンパスは将来の夢の実現と言えるでしょう。極東連邦大学のキャンパスはロシア第一で、世界一流の一つだと考えられています。モスクワ国立大学やサンクト・ペテルブルグ大学などロシア全体ではこのようなレベルの大学はありません。ルースキー島でのキャンパスの説立はロシアにとって異常且つ急速な拡大規模で驚かせています。比較するとすれば、2014年のオリンピック・ソチと似ているといえるでしょう。

スタートは2007年に始まりました。将来のキャンパスが、2012年のウラジオストク開催APECサミットの会場として企画されたので、そのスタートは恐らくサミット開催決定に直接に関与しています。とはいえ、サミット自体、また新たなインフラの整備も、極東地域の発展促進を目指した努力の結果となったと言えるでしょう。4年間も経っていないうちに、全くゼロから、緑の草木に覆われているアヤックス湾の海岸で教育や実験施設、庁舎や寮などを含めた自己充足的な町が立ち上げられました。それと同時にルースキー島をウラジオストク中心と繋ぐ斜張橋の建設も進んでいました。

キャンパスの建設費用は635億ルーブルに至り、追加の施設は更に115億ルーブルかかりました。
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2012年9月8‐9日にAPECサミットが開催されました。その後、間もなく大学生の入居が始まりました。2013年には大学の諸施設が陸上から島へ移動され、キャンパスの敷地内には建物以外に公園、噴水、スタジアム、多数の競技場、テニスコートを含んだ大規模なリクリエーション・ゾーンがあります。キャンパスの宝物は2014年から一般市民の利用にも公開された海岸通りです。しかし、キャンパス敷地内へ入場するには許可が必要となります。

ウラジオストクへようこそ

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