ロシア人バレリーナ、ダリヤン・
ヴォルコヴァの目から見た沿海地方オペラ・バレエ劇場

ダリヤン・ヴォルコヴァがウラジオストクに来たきっかけは、当地のバレエ団のダンサーである友達の招待でした。それまでにドイツ、オーストリア、チェコ、ポーランド、アイスランドなどヨーロッパのツアーに参加しました。

「ウラジオストクでは、観客に見えない側面からバレエを撮るというアイデアがありました。そのためにインスタグラムで＃Inside Ballet Storyという特別なタグも作成しました。

団員については、全員がレベルが高く、仕事に対して前向きで、優秀なメンバーですし、劇場も新しい建物、優れた技術設備、大規模なステージやホールを備えています。「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」を上演する段階で劇場に入ったとき、舞台装飾や衣装に驚きました。その規模や豪華さでは、モスクワとサンクト・ペテルブルグのレベルにも劣らないです。もちろん、劇場は若く、まだ先に多くの試練を乗り越えることもあると思いますので、ダンサーや幹部にはこれらの劇場の資源を失うことなく、更に発展することを祈念したいと思います。」